CASEツールで開発されたレガシー資産の解析を実現 IBM i (旧AS/400) 向けCA 2E(Synon/2E)開発資産解析ツールを提供開始

ジーアールソリューションズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鎌田 悟、以下GRS)は、GRSが2022年8月1日より「IBM i 向けCA 2E開発資産解析ツール X-2E Analysis」の販売を開始することを発表します。

 

X-2E Analysisは、既にGRSが日本市場において販売を行っている、アプリケーション可視化/解析ソフトウェアX-Analysis Advisorに、CA 2Eの解析機能を拡張したツールです。統合開発環境のEclipse等、近代的な環境の下で利用可能です。またX-Analysis Advisorによりもたらされる解析結果であるデータフロー図、ER図等に加えてアクションダイアグラム等CA 2Eに特化した解析結果を最新の設計開発手法で用いられる形式で得ることができます。X-2E Analysisの機能を活用することで、CA 2Eで開発したアプリケーションの技術継承と近代化の取り組みが欧米では始まっています。GRSは、日本市場において欧米と同様の課題解決サポートを目指し今回の製品リリースに至りました。

CA 2Eは、20年以上の歴史を持つ、モデルベース開発型高速アプリケーション開発ツールです。その開発思想は先進的で、「データ中心型の設計」「オブジェクト指向開発(ビジネスロジックの部品化)」「設計情報のリポジトリ管理」「設計情報からプログラムコード生成」、「データベース、その他のオブジェクトの自動生成」を実現しています。しかし、時間の経過と共に、CA 2Eを用いずハンドコーディングしたプログラムやパッケージソフトウエアなどとの併存によるシステム全体のブラックボックス化や、IBM i 技術者の高齢化、属人化の問題が浮上してきました。この解決には次世代エンジニアがCA 2Eアプリケーションを含むIBM i アプリケーションを継承し近代化を行っていくテクノロジーが必要となりました。

GRSが国内独占販売権を持つ、Fresche Solutions 社(カナダ)のツール X-Analysis Advisorは、IBM i シリーズの既存のアプリケーション資産の詳細を把握できることから国内企業でも数多くの支持を集めており、同製品の拡張機能版であるX-2E AnalysisでCA 2Eユーザー顧客に対して同製品の導入メリットを供与することとなりました。
また、X-2E Analysisの販売は、CA 2Eに対する長い経験と造詣が深いタカヤ株式会社を通じてエンドユーザー及び販売パートナーに提供されます。

タカヤ株式会社 取締役事業開発本部長 剱持 雄一は次のように語っています。「この度のX-2E Analysisの販売開始を歓迎いたします。CA 2Eをお使いの企業が、引き続きお使いいただくために役立つソリューションであると確信しています」。

ジーアールソリューションズ株式会社 代表取締役社長 鎌田 悟は「CA 2Eをご利用のお客様は今後のシステム刷新・継続利用において喫緊の課題をお持ちです。その最初の道術を検討するためにこの製品の国内提供を決めました。今後お客様のご要望により世界唯一のCA 2EアプリケーションのJava マイグレーションツールの提供を検討する予定です。これからも企業の皆様に役立つソリューションを提供していきます」と語っています。

■ジーアールソリューションズ株式会社について
2012年5月にグロースエクスパートナーズ株式会社100%子会社として設立。海外製IT製品の提供を軸に、アプリケーション開発、クラウド設計・構築サービス、ITモダナイゼーションサービス等のサービスを提供。
URL  :https://www.gr-sol.co.jp/

■Fresche Solutions社について
IBM i アプリケーションのモダナイゼーションおよび管理ソリューションをグローバルに展開。
カナダのモントリオールに本社を構え、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、インドに拠点を構える。RPG、COBOL、CA 2E アプリケーション環境の開発・運用の支援など、IBM i ユーザーを支援するビジネスを展開しており、同社の製品は三菱ふそう、アディダス、Volvo、ユニバーサルミュージックなどを含む世界22000社で採用されている。
URL  :https://freschesolutions.com/(英語)

■タカヤ株式会社について
1992年5月に、システム技術部(現 事業開発本部ソリューション事業部)を設立し、CA 2Eの販売代理店になるとともに、アプリケーション開発・開発支援サービスを開始。
2000年から、CA 2Eのサポートセンターを立ち上げ、ユーザー向けの製品サポートサービスを開始。現在は、ICタグを利用したソリューション製品、アプリケーション開発等のサービスも提供。
URL  :https://www.takaya.co.jp/